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第2回 ECサイト最新トレンドレポート~「必見!これが『売れるスマホECのファーストビューレイアウト』」~

第2回レポートはECサイト設計において重要であるスマホの「ファーストビュー」について、日本の EC サイトの売上上位 100 社※1 の各サイトを調査いたしました。 

調査結果概要

■調査概要
【調査期間】2015 年 7 ~8月
【調査対象】日本の EC サイトの売上上位 100 社※1
【調査手段】iPhone5cにおけるトップページのファーストビューをキャプチャーしワイヤーフレームを作成。そのデータを元に含まれる要素を検出して位置※2とサイズを集計。
※1 国内でネット販売事業を展開する主な事業者に対して行った月刊ネット販売通信 Online(発行:宏文出版株式会社)が実施した 2013 年度(2013 年6月〜2014 年5月の決算を反映)売上高調査における独自販売サイト運営する上位100社を対象に調査。スマートフォン用サイトが存在しない9社は除く。
※2  ファーストビューを以下の図のように9分割した際に、それぞれの要素が存在する位置を算出

調査画面割

 

 

 

 

 

 

 

調査結果詳細バー 

1.ファーストビュー調査で検出された要素は29個

 日本のECサイト上位100社※1のファーストビューを調査し、検出された要素※3は合計29個でした。それぞれの要素が多くECサイトにおいて検出された順に並べたのが以下の表です。また、ファーストビューの大きさ※4を100% とした時のそれぞれの要素のファーストビューにおける割合も調査しました。

図1.ファーストビュー検出要素ランキング

※3 2社以上のサイトに含まれたもの。よって全てのサイトが上記の要素を全て含んでいるわけではない。
※4  iPhone5c (640×920px)の液晶サイズを100%とした際に占める割合

  「サイトロゴ」は全ECサイトにおいてファーストビューに表示されていることがわかります。次いで、ECサイトにはなくてはならない「カートボタン」、既存顧客のための入口、会員獲得の入口となる「サインイン・会員登録」、そして商品訴求のための「メインビジュアル」と続きます。なかでも「メインビジュアル」はファーストビューにおける表示割合も約36%と最も高く、ファーストビュー設計において大きく影響する要素だと考えられます。

 

2.これが「売れるサイトのファーストビュー」だ!

 検出された要素は上記のとおり、合計29個でした。その要素の位置とサイズの結果を元に算出した理想的な「ファーストビュー」は以下の通りです。

図2.売れるスマホファーストビューワイヤー
  調査で検出された要素の中でも、上位100社のうち、配置されているサイト数が多いものを厳選して作成しました。上部(①〜③)に多く抽出された「商品導線※5」「ご利用ガイド」「お気に入り」「マイページ」「カート」の5要素をグローバルナビゲーションとして設定しています。これらの要素はサイト訪問者が自発的にサイト内を遷移する際に必要なものであり、最も目に付き、操作しやすい位置にレイアウトすることが重要です。

 また、「ご利用ガイド」部分に関しては、代わりに「店舗情報」や「カタログから注文」が配置されるサイトも多く、リアル店舗やカタログを発刊しているサイトはきちんと「ユーザー視点」で導線を用意していることもわかりました。

※5  検索アイコンやカテゴリ1(アイコン)、ランキングアイコンを含めたものとして独自に作成

 

3.「メインビジュアル」は中段にレイアウトすべし

 それでは、ファーストビュー設計において大きく影響してくる「メインビジュアル」の調査結果を見てみましょう。上段(①〜③)にあるのは11.9%、中段(④〜⑥)にあるのは77.6%、下段(⑦〜⑨)にあるのは47.8%という結果※6になり、圧倒的に中段部分に「メインビジュアル」が検出されていることがわかります。特に青枠で囲んだ部分が集中して検出されている位置です。

 

図3.メインビジュアルの検出結果

 ※6 ①〜⑨のエリアにまたがっているものも含んだ割合

 

4.意外とバラつきが出た「カートボタン」位置

 続いて、ECサイトになくてはならない「カートボタン」位置の調査結果を見てみましょう。「カートボタン」自体は売れてるECサイトのうち83社がファーストビューに表示していました。
 ①にあるのは19.2%、②にあるのは44.5%、③にあるのは50.6%、④にあるのは3.6%、⑤・⑦にあるのは2.4%、⑥にあるのは4.8%という結果※7になりました。画面上部、特に青枠で囲んだ右上に集中していることがわかります。大きさもサイトによってまちまちのようです。

図4.カートボタンの検出結果

 ※7 ②〜③のエリアにまたがっているものも含んだ割合

考察バー

株式会社久 ECサイト最新トレンドレポート第2回は「スマホファーストビュー」について調査しました。

【考察】

 2015年の売れるECサイトから導いた「売れるスマホECのファーストビューレイアウト」はこのような結果になりましたが、皆様どのようにお感じになられましたでしょうか。スマホECサイトの売上向上に関するご相談もここ1年で急激に増加しており、スマホサイト設計の際に重要であるファーストビューについて理想的なワイヤーを出せないかと考え、売上上位100社のサイトをそれぞれキャプチャー・トレースする独自調査を行い、結果公表に至りました。

 日本のEC売上上位100社のサイトの要素を調査し、検出された要素は29要素でした。サイトや商品の特性によって、「店舗情報」や「カタログから注文」などの要素も検出されました。
 ファーストビューを占める割合が高かったのはやはり「メインビジュアル」。この結果には特に驚きはないかと思うのですが、ファーストビューの占める割合というよりも、各サイトそれぞれが考える商品や商品理解を深めることを訴求したビジュアルになっており、ユーザーの購買意欲を高めるものになっていた印象です。

 さらに「カートボタン」に関しては、調査結果(図4.カートボタンの検出結果)を見て、ファーストビュー右上に90%以上配置されていることがわかります。ユーザー自身も「スマホのカートボタンの位置は右上にある」のがあたりまえになっているかもしれません。

 調査結果および「売れるスマホECのファーストビューレイアウト」はこのようになりましたが、継続的に売上を上げるためには商品カテゴリや商品特性などに沿った最適なサイトを制作し、運用することが重要です。 これからECサイトを始めたいというECサイト初心者の方々は、是非「売れるスマホECのファーストビューレイアウト」をECサイト制作に役立てて頂ければ幸いです。
 
 また、株式会社久では、先月よりスマホコンサルティングサービスの一般提供も開始いたしました。お気軽にご相談ください。

※調査結果を転載頂く際には、必ず「株式会社久 ECサイト最新トレンドレポート」 or「株式会社久調べ」のどちらかを明記ください。 

 

株式会社久について

社名  : 株式会社久
所在地 : 東京港区南麻布1-5-9-3F
代表者 : 代表取締役 工藤暢久
会社設立: 2012年3月
URL  : https://www.qinc.co.jp/
事業内容: インターネット通信販売事業におけるコンサルティング業務、ECサイト構築、他EC総合支援

 

本件に関するお問い合わせ先

株式会社久 広報担当 白井
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