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第1回 ECサイト最新トレンドレポート~「日本のECサイトの売上上位300社のサイト横幅トレンド」~

 第1回レポートはECサイト設計における基本である「サイト横幅トレンド」について、日本のECサイトの売上上位300社※1の各サイトを調査いたしました。

第1回調査結果概要  

■調査概要
【調査期間】2015年3月
【調査対象】日本のECサイトの売上上位300社※1

※1 国内でネット販売事業を展開する主な事業者に対して行った月刊ネット販売通信Online(発行:宏文出版株式会社)が実施した2013年度(2013年6月~2014年5月の決算を反映)売上高調査の上位300社を対象に調査。

 

調査結果詳細バー 

1.売れてるECサイトのサイト幅は「980pxから990px」

 サイト幅は900pxから1,000pxが最も多く69.4%を占め、次いで1,000pxから1,100pxが16.3%という結果に。全体でみると900px以上が約93%と、大部分を占めている状況。2010年の調査データ※2「サイト幅900px以上のサイトは58%」と比較すると、サイト幅は広がっている傾向にあるようです。2015年の全体平均は970.8pxとなりました。

 

第1回調査結果概要_サイト幅トレンド(全体)  ※2 サポタント「ECサイトのトレンド調査データ レイアウト編」より 

 さらに900pxから1,000pxを10pxごとに比較すると、980pxから990pxが25.1%を占め、次いで960pxから970pxが23.6%という結果に。売れているサイトにおける最も主要なサイト幅は900px台後半、特に980pxから990pxが主流という状況です。

 

第1回調査結果概要_サイト幅トレンド(900-1000)  

2.総合通販サイトはサイト幅1,000px 以上

 さらに、「サイト幅トレンド」の各サイトを商品カテゴリ(主要商材)別に、ホビー用品/衣料品・雑貨/家具・住宅設備/食品・日用品/総合/電気製品/美容・健康の7つに区分※3に分類し、商品カテゴリ間のサイト幅の平均値に差があるかどうかを検証、比較しました。
 商品カテゴリ別のサイト幅は一見するとさほど差が無いように見えますが、統計的検定※4を用いて調べたところ、サイト幅の平均値に差があることが分かりました。
 総合通販サイトに関しては平均1,002pxと、他サイトよりやや広く、逆にもっとも狭いのは、家具・住宅設備で939pxとなっています。

 

第1回調査結果概要_サイト幅トレンド(商品カテゴリ別) 

※3 株式会社久 独自で分類した区分
※4 Kruskal Wallis検定,p<0.05を用いて調査。サイト幅は正規分布に従わない(Shapiro Wilk検定,p<0.05)ため、Kruskal Wallis検定を採用。Kruskal Wallis検定は、対応のない多群間の平均値に差があるかを検証する、ノンパラメトリックな検定手法。

 

3.商品カテゴリによってレスポンシブ対応に大きな差

 サイト幅が固定されているサイトが91.1%を占めるのに対して、ウィンドウサイズを広げてもそれに合わせてサイトが伸縮するレスポンシブタイプのサイトの割合は8.8%少数派となっており、ECサイト全体においてはPC・スマホが個別に制作・運用されていることがわかります。しかし、レスポンシブサイトの占める割合を商品カテゴリ別にみてみると、電気製品・総合通販サイトなど商品数が多いと思われるカテゴリにレスポンシブタイプの割合が高く、反対に食品・日用品には導入されていないなど明確に差が出ている状況です。

 

第1回調査結果概要_レスポンシブ対応状況

 

考察バー

 株式会社久ECサイト最新トレンドレポート第1回レポートは「サイト横幅トレンド」について調査しました。

【考察】

 2015年の売れてるECサイトの「サイト横幅トレンド」はこのような結果になりましたが、皆様どのようにお感じになられましたでしょうか。PCやスマホ、タブレットなど様々なデバイスがある中で、どのようにサイト幅を規定すればいいかお悩みの事業者の方も多いだろうと、独自調査を行い、結果公開に至りました。

 まず、サイト幅においては、900pxから1,000px、特に980pxから990pxが多く占めている状況です。960pxから970pxのサイト幅のサイトが次いで多くなっているのは、スマホサイト(320px)との連携のしやすさ(レスポンシブ対応など)のためと考えられます。

サイト幅といえば、制作や更新がしやすいレスポンシブ対応を検討されている事業者の方も多くいらっしゃると思いますが、全体で対応状況を見ると、8.8%と1割未満の結果に。しかし、商品カテゴリ(主要商材)別に割合を見てみると比較的商品数が多い「電気製品」「総合」サイトなどは10%を超えており、他のカテゴリは10%未満と明確に差が出ていることがわかります。

 このように、商品カテゴリや商品特性などによってユーザーの利用・購買行動に大きく差があり、売れてるECサイトにするためにはそれに沿った最適なサイト幅・タイプ(スマホ専用・レスポンシブ対応)を運用することが重要だと考えられます。

 あなたの運用するECサイトはどうなっていますか?

 

※調査結果を転載頂く際には、必ず「株式会社久 ECサイト最新トレンドレポート」 or「株式会社久調べ」のどちらかを明記ください。 

 

株式会社久について

社名  : 株式会社久
所在地 : 東京港区南麻布1-5-9-3F
代表者 : 代表取締役 工藤暢久
会社設立: 2012年3月
URL  : https://www.qinc.co.jp/
事業内容: インターネット通信販売事業におけるコンサルティング業務、ECサイト構築、他EC総合支援

 

本件に関するお問い合わせ先

株式会社久 広報担当 白井
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