「自社ECサイトの立ち上げやリニューアルで『futureshop』を検討しているけれど、システム利用料以外に制作費やオプションを含めると結局いくらかかるのだろう…」
「社内稟議や立ち上げ計画を立てるために、検討開始からオープンまでの具体的なスケジュール感を知りたい」
この記事では、数々のfutureshop構築やリニューアルプロジェクトを手掛けてきた『futureshop認定マイスター』のECディレクターが、カート利用料だけでなく制作構築費やオプションも含めた「現場のリアルな費用感」と、オープンまでの標準的なスケジュールを分かりやすく解説します!
futureshop導入にかかる「総費用」の内訳とは?
futureshop導入~運用までに発生する費用は、大きく4つあります。社内稟議や予算取りの際は、これらを合算した「総額(イニシャル+ランニング)」で取りまとめてください。
1. futureshopシステム基本費用
futureshop本体の利用料です。商品登録数や機能(オムニチャネル対応など)によってプランが分かれています。
- 初期費用:22,000円〜(税別)
- 月額費用:27,000円〜(税別)
※ご要望の機能やオプション設定により変動します。
https://www.future-shop.jp/plan/standard.html
2. 制作・構築費用(EC支援会社・制作会社へ支払う費用)
サイトのデザイン制作、独自CMS「commerce creator(コマースクリエイター)」の組み込み、初期設定、既存サイトからのデータ移行などをプロに依頼するための費用です。選ぶプランやカスタマイズの範囲によって金額が大きく変動します。(詳細はINDEX2で解説します)
3. 決済・オプション機能費用
- 決済手数料/月額料:クレジットカード、Amazon Pay、PayPay、あと払い、キャリア決済など、導入する決済サービスに応じた手数料・月額利用料。
- 有料オプション:BOPIS(店舗受取・実店舗連携)、アプリ連携、追加ストレージなどの利用料。
4. 公開後の運用・マーケティング費用(ランニングコスト)
オープン後のサイト更新代行費、データ分析ツール代、Web広告費やSEO対策費など、集客・成長のための運用支援コストです。
【構築規模別】futureshop制作費用の相場一覧
futureshopは独自のCMS「コマースクリエイター」を採用しており、パーツ単位で非常に自由度の高いデザイン表現が可能です。そのため、どこまでデザインやカスタマイズにこだわるかによって制作構築費の相場が変わってきます。
■ 制作費用相場の目安
主な構築パターンと費用相場は以下の通りです。

1. スモールスタート/テンプレート活用型
- 費用相場:約100万円~
- 制作期間:約1ヶ月~
- 特徴:テンプレートをベースに、ロゴやバナー、ヘッダー・フッターの色調整等でサクッと立ち上げる構成。
- 向いている企業:初期コストを抑えて手軽にオープンしたい、まずは少数の商品からスタートしたい事業者。
2. 標準構築/オリジナルデザイン(定番・一番人気)
- 費用相場:約200万円 〜
- 制作期間:約2ヶ月~
- 特徴:コマースクリエイターの自由度を活用し、ブランドの世界観を込めたTOPページ、商品詳細、ブランド紹介ページ等を完全オリジナルデザインで構築。
- 向いている企業:ブランドイメージを妥協したくない事業者。
3. 大規模構築/オムニチャネル・基幹連携・フルカスタマイズ
- 費用相場:約400万円〜
- 制作期間:約4ヶ月~
- 特徴:実店舗との顧客・ポイント統合(futureshop omni-channel)、WMS(倉庫)や基幹システムとのデータ自動連携、大規模な商品・データ移行を含む高度な構築。
- 向いている企業:実店舗とECを統合したい事業者や、年商1億〜3億円以上の突破を目指す事業者。
検討開始からオープンまでの標準スケジュール
futureshopの構築プロジェクトは、検討開始からオープンまで「約3ヶ月〜」が標準的な期間となります。プロジェクト全体の流れと各ステップのポイントを押さえておきましょう。
■ STEP 1:要件定義・プラン選定(約0.5ヶ月~)
自社の課題や目的を整理し、futureshopのプランや必要なオプション、決済手段を決定します。
商品データ(SKU数・バリエーション)や、既存サイトからのデータ移行(会員データ・過去注文データなど)の範囲を定義する重要な期間です。
■ STEP 2:デザイン制作・コマースクリエイター組み込み(約1.5ヶ月~)
ワイヤーフレーム(画面構成図)の作成から始まり、TOPページや主要ページのデザインを作成します。
デザイン決定後、futureshop独自の「コマースクリエイター」へ組み込み(コーディング)、パーツ単位でのページレイアウトを行っていきます。
■ STEP 3:商品データ移行&各種初期設定(約1ヶ月~)
CSVを活用した商品マスタの登録、商品画像の紐付け、送料・配送ルールの設定、各種決済サービスの設定(審査含む)を行います。
コーディングと並行して行うことができます。
■ STEP 4:総合テスト・管理画面レクチャー・公開(約1ヶ月~)
テスト注文や決済動作の確認、スマホ表示のチェックを行います。並行して、担当者様が日常のバナー変更や商品追加を自社で行えるよう、管理画面の操作レクチャーを実施し、本番公開(グランドオープン)を迎えます。
スケジュール遅延・予算オーバーを防ぐための注意点
数々の現場を見てきたECディレクターの視点から、プロジェクトが遅延したり費用が上振れしたりする「よくある原因」と予防策をお伝えします。
1. 「商品データ・画像素材」の準備遅延(遅延原因No.1!)
スケジュール遅延の一番の原因は、実はシステム構築ではなく「商品原稿や画像の準備遅れ」です。
「高画質な画像が揃っていない」「カラーバリエーションごとの画像がない」「カテゴリ分けが整理されていない」といった問題が途中で発覚すると、作業がストップしてしまいます。初期段階でCSVマスタと画像素材の整理を進めておくことがポイントです!
2. 要件定義の詰め不足による「後からの追加改修」
デザイン制作やコーディングが進んだ後に「やっぱり〇〇機能を付けたい」「独自ポイントの計算ルールにしたい」等、変更が発生すると、追加工数と追加費用が発生します。要件定義の段階で、自社の商習慣や、やりたい施策を遠慮なくディレクターに伝えてください。
3. 決済審査・外部システム連携のリードタイム見落とし
クレジットカードやPayPayなどの決済機能は、決済会社による事前審査(約2〜4週間)が必要です。また、基幹システムやWMSとのデータ連携を行う場合、外部側のシステム改修費やテスト期間が必要になるため、早期に連携仕様を事前確認しておきましょう。
まとめ
「制作代行費やデータ移行、運用支援を含めた総額」を事前に把握し、商品準備や要件定義を余裕を持って進めることが大切です。
futureshopは、直感的なデザイン更新ができる「コマースクリエイター」や、電話応答率93%(※1)を誇る手厚いサポート体制、柔軟な拡張性を備えており、年商1億〜3億円以上を目指す事業者様にとっておすすめのプラットフォームです。
株式会社久(Q Inc.)には、「futureshop認定マイスター」が複数在籍しており、要件定義からコマースクリエイターによるデザイン構築、データ移行、さらには自動データ連携(ECコネクター®)や公開後の伴走支援(ミギカタアガリ®)まで一気通貫でサポートいたします。
「自社の場合、どの構築プランや概算費用になるか知りたい」
「既存サイトからのデータ移行やスケジュールについて相談したい」
とお悩みの事業者様は、ぜひお気軽に弊社の無料業務相談窓口へご相談ください。
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〈筆者プロフィール〉
ECディレクター TOMO
EC業界で15年以上のディレクション経験を持つECディレクター。自社公式ECを中心に新規ECサイト立ち上げ、ECサイトリニューアルや、サイト運営などEC領域全般に携わる。現在は、BtoB ECサイトのパッケージプロジェクトや、自社BtoB ECのスタートアップ事業を担当。コラムでは、複数のカートシステムにおけるECサイト構築・運営経験から「あるある」な悩みの解決案や、ECディレクター目線での気になるトピックスをお届けします。
〈出典〉
※1 futureshop公式サイトより(https://www.future-shop.jp/)